魔法の理屈



魔法の分類.1〜効果〜

 一口に魔法と言ってもいろいろな種類があり、その分類方法も様々です。 一つの世界で複数の種類の魔法が存在する事もよくあります。
 とりあえず私なりに分類・種類を考えてみました。

分類方法項目の種類
効果
  • 攻撃魔法
  • 回復魔法
  • 間接魔法
  • 補助魔法
  • 便利魔法
属性
  • 四元素
  • 五行
  • 二元の力
  • その他
  • 物理属性
  • 無属性
生成要素(発動方法)
  • 言語
  • 音声
  • 紋様
  • 思念
  • 物質
  • 動作
パワーソース(魔法の根源)
  • 高位の存在
  • 下位の存在
  • 精霊
  • 精神力
  • 魔力物質

 思い付いたのはこの程度でした。
 あらかじめ断っておきますが、 決してこの分類法が絶対だとか全てだとか言う訳ではありません。

 では今回は「効果による分類」について説明をしていきましょう。

効果による分類

 RPGをプレイする上で一番馴染み易い分類のひとつだと思います。  普段からRPGに親しんでいる方には特に説明は必要ないでしょう。
 とは言え、こんな短文で終わるわけには行きません。  もしかするとあまり馴染みのない方もご覧になっているかも知れませんしね。

 以下のようなものが挙げられます。

攻撃魔法

 対象を攻撃する為の、破壊活動を起こす魔法です。
 火の玉を撃ち出したり、雷を起こしたりと様々な現象を利用します。

 争い、特に戦争は技術の進歩を活性化します。 技術が破壊に使われないと言う事は、(悲しい事ですが)ほとんど無いでしょう。

回復魔法

 傷ついた者を癒す、攻撃魔法とは対照的な魔法です。
 神の奇跡だったり、自然治癒能力を高めるものだったりと原理は様々ですが、 冒険をするならば欠かせない魔法と言えるでしょう。

 治癒する内容も怪我や毒,精神的なものから死者を蘇らせるものまであります。

 また、魔法によっては不死者等の邪悪な存在を傷つけるという効果もありますが こちらの原理も様々で、「神聖な力が邪な力を滅ぼす」というものだったり、 あるいは「腐乱した身体に生息する雑菌が回復魔法により急激に繁殖して、肉体を傷つける」 というものだったりもします。
 後者の魔法は同様の理由で病気の治療にも使用する事が出来ません。

間接魔法

 対象の妨害をする魔法が主なものになります。
 相手の能力を下げる,魔法を封じる,行動を制限するなど、 バリエーションに富んでいます。

 また、相手を瞬時に死に至らしめる魔法が含まれる場合もあります。 これは攻撃魔法と考える事も出来ますが、ダメージを与えて・・・という方法ではないので、 最も直接的にもかかわらず間接魔法に含まれる事が多いようです。

補助魔法

 間接魔法とは逆に、対象の支援をして状況をこちらに有利なものにする魔法です。
 腕力をを一時的に強化したり、魔法の壁を作るなど、主に味方に使います。
 敵にかけられた間接魔法の効果を打消すといった、 回復魔法のようなものが含まれる場合もあります。

便利魔法

 さて、最後は便利魔法です。
 移動や脱出,エンカウント率の変化,飲料水の生成など, こちらもバリエーションに富んだラインナップになっています。

 ただ、冒頭で述べた通り、便利魔法というのは私なりに勝手にまとめたものなので、 一般的にそう呼ばれる事は殆ど無いでしょう。 (ただし参考にしたものが存在するので、全く無いわけではありません。)

 RPGでは絶対数が少ないため、その他の魔法とでも言いましょうか。

 以上の様に、この方法は「原理はともかく目的別に分類」したものです。 かけられる対象にとっては重要な要素ですね。
 ゲームでもかなり意識する部分でしょう。
 これを基に戦力バランスを考えてパーティを組むわけですから。